夢であえたら 33
『マジでヤバいょ~全然動かないや。』
渋滞に巻き込まれた航は初めてのデート?と呼べるのかは別として
このままだと一時間以上も春海を待たせてしまうことが凄く気がかりになっていた。
このままだと一時間以上も春海を待たせてしまうことが凄く気がかりになっていた。
『大丈夫…って言ってても…初めてでこんなに待たせるなんて最低だょなぁ~
印象悪くなるよなぁ~ちょっと携帯で渋滞情報を調べるか?』
印象悪くなるよなぁ~ちょっと携帯で渋滞情報を調べるか?』
『う…ん?え~っと…よっし!このルートに賭けよう~』
そういうと航は横浜へのルートを変更した。
そして、そのルートは想定外に空いていた…とはいっても、この時点ですでに
30分近く過ぎていた~
30分近く過ぎていた~
…と、その時、春海の携帯に航から…Mailが入った。
『春海さん、ごめんなさい~今、やっと空いてる道を見つけたので30分はかからな
いかと思います、ホント待たせてスミマセンm(_ _)m』
いかと思います、ホント待たせてスミマセンm(_ _)m』
春海>航さんって本当に真っ直ぐで真面目な人なんだ。いまどきなかなかいないよなぁ~
そう思いながら~航にレスした。
春海>航さん、大丈夫ですょ。桜木町の駅構内のお店でcoffeeしながら~
本を読んでますから~…と送った。
本を読んでますから~…と送った。
その後…何度か航から…『今…○○○あたりです~』と、位置を教えてくれるMailが
何回もあったので逆に春海も…徐々に近づいてくる航に対してこれまでにはない感情を抱いていた。
何回もあったので逆に春海も…徐々に近づいてくる航に対してこれまでにはない感情を抱いていた。
そしてようやく航が到着した。
桜木町のバス停で車に乗った春海にただ…ひたすらに謝る航だった。
桜木町のバス停で車に乗った春海にただ…ひたすらに謝る航だった。
春海>航さん…もういいわょ。こんなことは誰にだってあるから~航さんは早めに出たんだから
大丈夫ですょ。 気にしないでね。
大丈夫ですょ。 気にしないでね。
でも…映画の時間まであまり余裕がないから…いきましょ!
『はぃ、ごめんなさい…本当は映画の前にお昼って思ってたんですが…予定…狂っちゃった。
春海さん、映画の後でお昼いいですか?…ってそれしかないですが…(^_^;』
春海>はぃ…はぃ…大丈夫ですょ。それより安全運転でお願いね!
『はい、わかりました。スミマセン…』
そう話ながら…ふたりは~みなとみらいの中にある映画館へと辿り着いた。イルマーレ
上映時間の10分前でギリギリセーフだった。
上映時間の10分前でギリギリセーフだった。
チケットをもらい座席に付いてやっと航も~ほっと~した顔になった。
そんな航の横顔を見ていた春海は、クスッと笑っていた。
やがて映画イルマーレが始まった。それは~ひとつのポストが織りなす絶対にはあり得
ない場所にいた二人が時空を超えて出逢うといった内容だった。
ない場所にいた二人が時空を超えて出逢うといった内容だった。
そして…いろんな言葉を交わしていくうちに互いに惹かれあっていく…
春海は、映画のストーリーに航と自分を重ね合わせて見ていた。
一方の航はというと、春海の手が妙に気になって仕方がなかった…
『こういう時って…手なんて握ってもいいのかなぁ~でも、びっくりされても困るし~
それにしても、こうして良く見ると春海さんの指って細くて綺麗だ…思わず握ってみたくなっちゃうょ。』
そして映画は…いい感じで二人が逢えて終わった。
映画館を出た二人は~
春海>航さん、どうでしたか?イルマーレは?
『はぃ、韓国版を先に見ていたので見比べてしまいましたね。僕は韓国版のほうが良かったって
います。でも…今回のは、今回のでまた変わった感じもあり良かったですょ。』
『それより~お腹が空きましたね。そうだ!春海さんはお寿司は好きですか?』
春海>はぃ、大好きですょ。
『じゃぁ…ここの一階に゛三崎港゛っていう美味しいお寿司屋さんがあるんですが、
そこに行きませんか?僕がおごりますょ。』
春海>お寿司はいいけど…ご馳走になるのは悪いから~割り勘にしない?
『いいぇ、今日は…たくさん待たせてしまったし、映画はタダだったし…僕にも何かさせて下さいょ~そうしないと気がすまないですょ~。ねっ!』
春海>はぃ、わかりました…では遠慮なくご馳走になろうかしら~
『よし!決まった。じゃぁ…早速行きましょう~』
ふたりは…少し遅いお昼を済ませたあと店を出た。
春海>航さん、ご馳走様でした、美味しかったわ。ネタも大きかったし。
ねぇ、今日は何か予定はあるの?
ねぇ、今日は何か予定はあるの?
『いいぇ…今日は春海さんと逢うから~何も予定はないですょ、どこかこれから行きますか?
今日は、遅刻したお詫びにどこでも付き合いますから言って下さい。』
春海>ありがとう。じゃ…食後の散歩でもしませんか?
『はい、喜んで…o(^-^)o』
…そう話すとふたりはたわいもない話をしながら赤レンガ倉庫~大桟橋~と歩くことにした。
赤レンガ倉庫あたりに行き、ベイブリッジを見ながら話していると…航は誰かに肩を叩かれた…
Excuse me.…と若い外国の青年だった。
航は…仕事柄、多少英語は話せるので応対し…ベイブリッジをバックに写真を撮ってあげた。
Thank you.…といいながら白人男性は手を振り他に移動していった。
春海>航さん、スゴい~外国の人と普通に話していた。
『 いいぇ、片言の英語ですょ、仕事柄必要かと思い、以前、『駅前留学』ってやつをして
いたんですょ。
春海>でも、スゴいわ、見直しちゃったー
『そう言ってもらうと嬉しいですね、ありがとうございます。』
その後~航の希望で大桟橋に行った。
大桟橋のウッドデッキで海原を見ながら、航は~
『僕は、この場所が好きなんです、この場所から~いろんな人たちが出発(たびだつ)んだって
思うと、僕も何かあった時はいつもここに来て…リセットするんです。』
春海>そうですね、そういえば、私は一回だけ来た記憶があるわ。
『幸司さんとでしょ?』
春海>えっ?何で分かるの?
『春海さんが見つめている遥か彼方に…幸司さんを見る目になっていたから~』
春海>あら~そんな目してた?
『はい、そうそう…今から戻って観覧車に乗りませんか?もっと高いところから~海見ませんか?』
春海>そうね。せっかく来たんだもの、乗りましょうか?
そう話したあとふたりは大観覧車へと向かった。
チケットを買って階段を登ると記念写真撮影があった…
とりあえず…みんな撮影しているので航たちは写真に収まった。
そして…二人の観覧車の番になり乗り込んだ…
最初、春海と向かい合わせに座ったが…
『春海さん…スミマセン僕の横に座ってもらっていいですか?』
春海>あら、どうして?
『いぇ…前に座っていると恥ずかしくって…お願いします。』
春海>あら…私は大丈夫ょ~でも、どうしてもって言うなら仕方ないわね。
そう言うと…春海は航の隣に座った。
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